ヒヨドリが想像以上に美味しかった

今日は休みだったので、隣町へドライブしてきました。途中立ち寄った道の駅は、山のすぐそばにあるだけあってジビエの品揃えが豊富で、猪、鹿、鳥と微妙に花札っぽいラインナップが所狭しと並んでいました。その中で目を引いたのが、「季節限定」のシールが貼ってあるヒヨドリ。○○限定という文言は卑怯です。

ウズラの丸焼きなら食べたことあるけど（今は狩猟鳥獣から外された為かめっきり見なくなったけど）、そう言えばヒヨドリは食べたことがなかったと思い、興味本位で買ってみることにしました。2羽入りで800円。なかなかいいお値段です。

家に帰り、自然解凍してから封を開けると、綺麗に内臓が除去されたヒヨドリが出てきました。写真は自重します。

最近お気に入りのにんにく塩を振りかけてグリルすることにしました。

クリックでAmazonに飛びます。

ネットで見ていたら魚焼きグリルで焼かれている方が多かったのですが、魚焼きグリルって何気に面倒なのでオーブンレンジで調理することにしました。

うちにあるのは旧型ですが、リンク先は新型になります。

ビストロ先生は何でも美味しく仕上げてくれるし本当に便利です。初期投資が高価なのが傷だけど、今となってはこれがない生活は考えられません。

先生で10分間グリルしました。

小さい鳥だけあって、骨が細かいです。魚の骨並。そして筋肉も全体的に薄いです。食べにくいのですが、しっかりと味わうと野趣溢れる中にも滋味深さがあって、すごく美味しいです。小さい骨は尖ったもの以外はバリバリ噛み砕いて食べました。噛む毎に旨味が滲み出て来ます。

鳥類の筋肉で一番大きいのは胸の筋肉で、このヒヨドリも例外ではなく胸肉が唯一分厚い部分でした。脂が少なく締まった胸肉は、鶏とはまた違った風味がして、日本酒と一緒に嗜みたくなるような欲求に駆られました。

田舎に暮らしている為か、ヒヨドリは割と身近な鳥ですが、まさかこんなに美味しいとは思いませんでした。今の季節しかないらしいのですが、見かけたらまた買ってしまいそうです。