【比較】Panasonic VS HITACHI 2020年型ドラム式洗濯機をスペック面で比較検討してみた

日常

我が家の洗濯機が突然壊れて、代替品の購入が急務となった訳ですが、せっかくなので公式サイト等でその性能を比較してみました。

対象メーカーをパナソニックと日立に絞ったのは、こちらのサイト様で大変参考になる検討をされていて、これらのメーカー製洗濯機は申し分ないスペックだと感じたからです。

先の検討ではハイエンドモデルが使用されておりましたが、それだと我が家の予算的に購入は苦しいので、20万円程度のミドルレンジ機種で比較しております。もし同じような境遇の方がいらっしゃいましたら、ご参考になりますと幸いです。
(トップ画像は、故・我が家の洗濯機)

対象製品

パナソニック(NA-VX700AL)

パナソニックからは、こちらのNA-VX700ALです。ハイエンドモデルに搭載されている洗剤の自動投入機能や、スマートフォンとの連携機能等は搭載されていませんが、必要十分な機能はしっかりとつまっています。

 

日立(BD-SV110E)

一方で日立からは、BD-SV110Eがエントリー。こちらも洗剤の自動投入機能やスマートフォンとの連携はできませんが、それ以外の洗濯乾燥機として必要な機能はしっかりとついています。

 

比較してみた

洗濯・脱水容量、乾燥容量

どちらの機種も11kgと6kgで、差はありません。

洗濯の特徴

パナソニックは洗剤を泡生成ボックスを通す事で、大量の泡を作り洗浄力をあげるという工夫をしています。また頑固汚れには、7本の大水流シャワーを出してしっかりと洗ってくれるパワフル滝コースを搭載しています。

一方日立は、ナイアガラ洗浄と言って、高濃度の洗剤液をナイアガラ循環シャワーでたっぷりと浸透させるシステムを採用しており、頑固汚れも効率的に落とすことができるそうです。

両方の公式サイトを読んだ限りでは、どちらも洗浄方式に創意工夫を凝らしており、甲乙付け難いです。

乾燥の特徴

パナソニックはヒートポンプ乾燥と言って、単にドライヤーのように温風を当てるのではなく、除湿を組み合わせることによって効率よく乾燥させてくれるそうです。その為、高温の温風である必要がなく、低温の温風(約65℃)を採用することで、洗濯物の繊維が痛みにくいといったメリットがあります。

一方日立は風アイロンと言って、高速の風を吹き付けて乾燥させるシステムだそうです。このことで温風も低温にでき(60℃以下)、繊維が痛みません。さらに、風によってシワが伸ばされるといったメリットもあります。洗濯乾燥目的ではなく、アイロン目的でも使えるそうです。

乾燥に関しては、パナソニックは非常に手の込んだ方法を妥協せず搭載していて、日立は独自のアイディアを応用して効率化と差別化を計っているといった印象を持ちました。乾燥に関しても両社は甲乙付け難いです。

清潔機能

日頃の運転後にどのような自浄機能があるか、メンテナンスが大変かどうかといった項目です。

パナソニックは、すすぎ前と脱水時に槽内に残った洗剤カス等を洗い流すプログラムを組み込んでいるようです。洗濯後は30分かけて自動槽乾燥が行われます。日々のメンテナンスとしては、乾燥フィルターの糸くずを取り除くのと同時に、乾燥ダクトの掃除の為別売の専用ブラシを購入してホコリを除去しなければなりません。

一方日立も、自動お掃除と言ってすすぎ後に洗剤カス等を洗い流す機能がついています。また、こちらも洗濯後に行う30分の槽乾燥コースが用意されています。日頃のメンテナンスについては、乾燥フィルターの糸くず取りはパナソニックと同じですが、こちらはなんと内部の乾燥ダクトは自動で洗ってくれるらしい。前の洗濯機を壊した理由が乾燥ダクトに溜まったホコリですから、これはかなりポイント高いです。

価格

価格についてはどちらも同価格帯ですが、いくつかのショッピングサイトで見たところ、いずれも日立の方が数万円安かったです。また、洗濯機を回収する時は手数料やリサイクル料金がかかることに注意が必要です。

最後に

パナソニックと日立のミドルクラスドラム式洗濯機を比較してみました。どちらも人気メーカーとだけあって、それぞれが独自の工夫を凝らしていて、サイトを眺めているだけで楽しかったです。

個人的には、乾燥ダクトのメンテナンスがいらない点はかなりポイントが高いので、日立に心がかなり偏っています。

また購入したら実際に使ってみたのレビューを書きたいと思います。

コメント

  1. […] 比較検討した記事はこちら。 […]

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