ドラゴンクエストタクトを2週間やってみた感想

ゲーム

スマートフォン用ゲームのドラゴンクエストタクトをダウンロードして2週間が経ちました。始めたその日のレビューはすでに書きましたが(こちらの記事)、しばらく遊んでみて分かってきたこともありますので、再度レビューしてみたいと思います。これから遊ばれる方の参考になりましたら幸いです。

ちなみに僕はそんなに色々なスマートフォン向けゲームをやっている訳ではないので、中には「こんなの常識だよ」という感想も含まれているかもしれませんが、ご了承ください。

良い点

無課金でもそれなりに遊べる

僕は無課金派です。なぜならば、この手のゲームは1-2ヶ月も遊べば飽きてしまうからです。逆に言えば半年や1年以上継続して楽しめるゲームでは、課金も考えます。まだ、このゲームは2週間程度しか経っていないので、お金はかけていません。ですが、無課金でも十分遊べるよう配慮されています。

まずダウンロードしたら、何かと理由を付けてジェム(ゲーム何の通貨)が配布されます。なかなかの大盤振る舞いで、初めの1週間はほぼ毎日のように10連ガチャを引くことができます。一番いいSランクのモンスターはレアな位置付けではありますが、ここまで頻繁にガチャを引くと、流石に複数体所持することができます。

無課金でもSランクのみのパーティ編成が可能。勿論運次第ですが。

バトルロードのシステムが秀逸

バトルロードとは、しばらく物語を進めると解放されるサイドストーリー的な要素で、FランクとかEランクと言った弱いモンスターが主人公となって冒険に出かけると言うものです。パーティ編成は誰でも加えられるという訳ではなく、指定されたモンスターしか仲間にできません。この指定されているモンスターの種類が、普段であれば絶対日の目を見ない弱いモンスターが中心となっています。普通は最強メンバーが選抜されたら、その他大勢は放置されがちです。ですが、このバトルロードがあるおかげで、その他大勢の弱いモンスター達に存在意義が出てくるのです。

EとかFランクのモンスターでもちゃんと育成されています。

基本的にEとかFにカテゴライズされた中に魅力的なモンスターがたくさん含まれています。スライムは勿論、一角兎、ドラキー 、ブラウニー、バブルスライム、ホイミスライム。みんな普段は放置されそうなモンスターですが、バトルロードでは大活躍です。

そしてこのバトルロード、スタミナ消費が0なのです。本編や強化に必要なクエストはスタミナを消費するので、やれる回数には限りがあります。そう言ったクエストでスタミナが無くなったらこのバトルロードで遊ぶというやり方ができるので、長い時間遊び続けることができます。

さらに言えば、こういうゲームのストーリーはあってないようなもので、例えばドラクエウォークの時はストーリーが面白くないのでほとんどスキップしていましたが、本作のバトルロードのストーリーはなかなか面白いのです。ドラクエウォークでは勇者目線のストーリー進行なので、ありきたりのストーリー展開しか起こらず、飽きが来ます。一方、モンスターが主人公であるバトルロードのストーリーは、奇抜な展開はないのですが、モンスターのほのぼのとした日常が描かれていることが多く、癒されること間違いなしです。

同じ種類のモンスターは仲間にならない

もしすでに仲間になっている種類のモンスターが仲間になろうとすると、応援して去っていきます。応援されたモンスターはステータスアップなどの恩恵を受けます。このシステムがなぜいいのかと言うと、もし何頭でも同じ種類が仲間になるのであれば、おそらく個体ごとにステータスのバラツキが出てくる仕様になってくると想像します。そうなると厳選がしんどいのです。ポケモンなんかは個体のバラツキが出る代表格ですね。ドラクエタクトは厳選作業がない分、気楽です。

そしてモンスターの重複がないので、モンスター一覧を開いてもごちゃごちゃしていません。目当てのモンスターがいればすぐに見つかります。

不満点

実際ほとんど不満点はないってくらいよく考えられたゲームだと思いますが、あえて言うならばということで書いていきます。

スタミナ消費が激しい

特に強化系クエストです。一気にガッツリスタミナが減るので、一度に数回しか周回できません。運営からしたらスタミナを回復させるのにジェムが必要なので、ここは売り上げを得る為のポイントとなっています。無課金の僕が言う資格がないのは重々承知しておりますが、もうちょっとスタミナ消費が少ないとありがたいです。

AIが残念

戦闘中は自分で指示することもできますが、AIに任せる自動モードにも選択できます。自動モードにすると、例えば映画を見ながら自動でレベル上げをするといった遊び方もできるのです。

僕はAmazon primeでドラマを見ながら、3 coinsで買った「首に掛けるスマホホルダー」を使ってながらプレイをするというのが日課となっています。

ながらスマホ。至福の時。

こんな風に自動モードは大変便利なのですが、肝心のAIがあまり賢くはないのです。

例えば、「魔神斬り」という特技があって、会心の一撃が出るか外すかの2択となる技ですが、当たる確率がかなり低く、多くの場合1ターンを無駄に消費してしまいます。そしてよりによってAIはこの魔神斬りが大好きなのです。当たりもしないのに連発していつの間にか自滅というパターンが何度あったことか。

戦犯。

「当たった時にダメージ量が多い技を優先的に出す」というアルゴリズムが加えられているせいだと思いますが、勘弁して欲しいです。せめて当たる確率を掛け算した期待値に変更して欲しいです。

まとめ

悪い点もあえて書きましたが、十分満足しています。完成度が高く、まだもうしばらくは遊べそうです。ダウンロードしようか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、心からおすすめします。

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