大阪・関西万博のロゴが決定、、、大丈夫?

大阪・関西万博のロゴが決定しました。

赤くて丸い物体がいびつな円形に配列した、なかなかに前衛的で衝撃的なデザインは、細胞をモチーフにしているとのこと。ということは、目玉に見えるのは核を表現しているのでしょう。

僕は芸術は分からないし、絵を描いてもゲルニカチックになるか、良くてもシュールレアリズムとか言われるくらいの腕前なので文句を言うつもりはありませんが、あのデザインが細胞をモチーフにしているということでしたら、色々と連想してしまいます。形態が大小不動で細胞としての形態を保っていたり保っていいなかったりと混在していることから、あたかもウイルスが感染して細胞変性効果(CPE)を起こしている様を表現しているようにも見えます。ウイルスは小さ過ぎて顕微鏡で簡単に見えないので、その存在を確認するために、細胞にわざと感染させて、細胞が壊れる、つまりCPEを起こすかどうかで判定することがよくありまして、ウイルスに関する仕事を一時期していた僕からすると、それを彷彿とさせるデザインなのです。このご時世に攻めたなと思うばかりですが、僕のような捉え方をする人は少数派で、実際に選ばれたということは、きっと多くの人は未来を感じる革新的なロゴだと思ったのでしょう。気持ち悪いとかの声が出なければいいのですが。

でも、万博にワクワクすることには変わりありませんし、上手いこと馴染んで成功することを願います。

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