先日放送があった「バナナマンのせっかくグルメ」。ロケ地は宮崎市。EXILEの関口メンディーさんが街中で道ゆく人にインタビューをし、美味しいお店を聞き出してそこに行くという内容で、辛麺屋桝本が紹介されていました。
辛麺は元々宮崎県北部にある延岡市というところで出されていた料理だったのですが、ここ10年くらいで宮崎市内に色々なお店が増え、今や宮崎名物の一つにまで成り上がりました。中でも桝本は元祖であり最もメジャーな辛麺屋で、宮崎人であれば誰もが行ったことがあるお店です。
桝本では、注文時に3辛とか5辛とか好みの辛さを選択できるのが特徴です。宮崎の人が辛い食べ物の話をする時、どれくらいの辛さかを表す為の尺度としても桝本がよく使われます。例えば、「辛いの得意?」「辛麺で言ったら10辛くらいまではいけるかな」「なかなかやるじゃん」みたいな感じです。
そんな桝本に、冒頭で話した通り関口メンディーさんがロケに行っていたのですが、紹介されたのは本店ではなく、郊外の空港に近いところにある赤江店というところです。メンディーさんは本当に美味しそうに食べていました。

影響されやすい僕は居ても立ってもいられず、次の休みに早速行くことに。我が家には小さな子供がいるので、テイクアウトで購入してきました。

お持ち帰りでは、スープと麺が別々になっています。麺は乾燥していて、食べる直前に茹でる必要があるので注意が必要です。
早速麺を茹でます。この麺が辛麺の特徴で、蕎麦粉を含んでこんにゃくみたいな食感となっており、その名もこんにゃく麺と呼ばれています。カロリーなさそうな名前ですが、実際は炭水化物の塊なのでそこは注意です。

沸騰したお湯の中で30秒。お湯をよく切ってスープと合わせれば完成です。

スープにはひき肉、ニラ、卵、そして大量のニンニクが入っています。醤油ベースのスープは確かに辛いですが、僕が頼んだ5辛の場合、辛さ以上にコクと旨味が強いです。桝本は軟骨が売りの一つで、トロトロになった軟骨は辛麺によく合うので、僕は毎回トッピングしちゃいます。
仕事柄、東京からよく仕事仲間が来るのですが、桝本を紹介するとかなりの確率でファンになっています。旨味と辛味の融合は中毒性抜群です。
是非お店で実際に食べていただきたいのですが、気軽に食べられるキットが通販でも売っています。気になった方はチェックしてみてください。
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