以前、Macbookの画面をDisplayport(DP)でモニターへ映す為に、変換アダプタを探した記事を書きました。
今回はその変換アダプターを実際に使ってみたので、レビュー記事を書いてみたいと思います。
先の記事では2種類商品を紹介しておりましたが、結局購入したのはこちらの方になります。
別の候補(Amazonに飛びます)ではDPだけではなく、HDMIへも変換できるようになっていましたが、こちらはHDMIは付いていません。モニターに付属しているケーブルはDPだったのでHDMIは使うことはないだろうと言う事と、あとは安かったのでこちらを選択しました。
使ってみた
繋いだところです。何の問題もなく動作しました。
アダプターのスペック上は8K対応(DP1.4対応)ですが、僕が持っているモニターもケーブルも8K対応ではない為(古い規格のDP1.2)、ちょっと損した気持ちにはなりますが、逆に言えば古い規格のDPでも安定して動作していると言えます(普通は対応するものなので、映らなかったら不良品ということですが)。
アダプターには充電用のUSB-Cを挿すところもあるので、たとえPCに出力用のUSB-Cが一つしかない場合でも充電しながら使えます。ちなみに、動作するのに充電は必須ではなく、この充電用ケーブルを挿していない場合でもきちんと映し出してくれます。僕の場合はクラムシェルモード(PCを閉じた状態で使用する事)で仕事をするので、その場合は充電が必須となります。
アダプタ本体部分からUSB-Cに挿す部分まで、短いながらも(30cm弱)コードになっていて、それが配置の自由度を高くしてくれて何気に便利です。
あと、USB-Aも挿せます。Macbook proはUSB-C形状しか付いていない為、重宝します。
必要であればイーサネット対応です。
僕は使うことはないですが、出張で持ち運ぶとかであればもしかしたら使う機会があるかもしれません(と言っても今時はほとんどのホテルや施設が無線対応しておりますが)。
欠点は?
欠点は使い続けると熱を持つことです。と言ってもすごく熱くなる訳ではなく、温かいって感じる程度になります。使い終わってPCから抜いても、充電用のコードが挿さりっぱなしだとやはり熱を持ったままですので、注意が必要です。今のところそのせいでどうにかなった訳ではありませんが、使い続けるとこれがどう影響してくるか分からないので、ちょっとした不安要素ではあります。
まとめ
何でもHDMIで繋げておけば何とかなるという風潮が世の中にはあると(少なくとも僕は)感じていますが、モニターのスペックを十分に引き出す為には、DPというのは外せない選択肢だと思っています。ですが、USB-CからDPに変換してくれる手軽なアダプターって実はそんなにありません。ごっつくて高価なドッキングステーションとかなら付いていますが、安価(3-4千円程度)で手軽に使えるものは、見つけ出すのに結構時間がかかってしまいました。この記事が、USB-Cから出力してDPで繋ぎたいという方の参考になりましたら幸いです。
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