山田照明のZライトが秀逸過ぎたからレビューする

仕事環境

近年デスクライトは一昔前とは打って変わって、プラスアルファの機能が付いたものが多く販売されているのは先日ご紹介した通りです。

【2020年版】多機能デスクライトをご紹介

しかしながら、これからご紹介する山田照明さんは、そんな時代にあっても純粋にライトの機能面を追求し続け、究極のデスクライトと言っても過言ではない素晴らしい製品を開発されました。

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それがZライトシリーズです。60年の歴史があるらしく、その歴史の中で改良を重ね、そして現行モデルは本当に洗練されたライトとなっています。僕はこれまで3千円くらいの安いライトしか使ったことがなかったのですが、価格帯が違うとはこういう事かと言う事実を、実際に使ってみることで実感しました。

僕が買ったのは、Z-10R(白)というものになります。ここでは、このライトについて掘り下げていこうと思います。

デザイン

配線やスプリングが剥き出しの作業灯と言った見た目で、すごく無骨なもの。けどそれが良い味を出しています。着飾っていない点が逆に高ポイントです。

僕は白を選びましたが、黒とシルバーもありました。シルバーがMacBookに合うかと思って最後まで悩みましたが、部屋との相性を考え白にしました。結果大正解。思ったよりも真っ白できれいです。

光源側を覗き込んだ図。

裏はこんな感じ。光源が無数に並んでいます。

取付・操作

取付はすごく簡単。まずはクランプ部のみをデスクの任意の場所(最大45mmまで)に固定します。これが画期的で、上からねじ込むタイプになっています。

実は購入の決めての一つ。画期的!

こんな感じで下に棚があっても、わずかな隙間があれば取付可能です。クランプを取り付けたら、あとはライトのアームを差し込むだけ。もちろん再取付による位置変更も簡単です。

操作方法も単純です。ボタンは1個しかありません。

ボタンは1個のみ。潔し。

押すと付いて、もう一回押すと消えます。明るさの調整は、ライトが付いた状態で長押しです。明るさが5-100%の間で変わってきますので、好きな明るさの時にボタンを離します。また、2回連続でタップすると100%の明るさになります。

端に付けてもこの長さ。

アームが長いので、120cmの机ならどこでも守備範囲です。根元で360°スムーズに回転するところも便利です。

光量と範囲について

僕が使っている環境は、120cm x 55cmのデスクで、PCはラップトップです。デスクのほぼ真ん中付近に置いて使用しています。

まず光量についてですが、商品ページには中心直下照度は2,430Lxと書いてあります。ピンときませんが、実際に見てみると100%の光量はかなり眩しいです。そのため50%くらいの光量に落としてから使用しています。無段階調整なので細かい調整ができます。また、その光量を記憶してくれるので、一度電源を消して再度付けたら、消した時の光量で再点灯してくれます。

以前使用していたライトは、モニターに反射して見えにくくなり、逆効果ということもしばしばありました。それがこのライトは今のところ全くないです。おそらくアームが長くて角度や位置の調整も容易であるということが効いていると思います。

そして範囲についてですが、これは流石にライトの真下が一番明るく、端に行くに連れて減衰していきます。が、以前使っていたものに比べて減衰は穏やかで、広範囲を照らしてくれているように感じます。実際もう1台のPCをデスクの端の方に置いて2台体制で作業することもあるのですが、光の強さは十分許容できるレベルです。

部屋を真っ暗にして撮った写真。広く照らしてくれています。

高い演色評価数

この点もZライトがこだわっている点です。演色評価数とは、自然光(太陽光)を100として、どれだけそれに近いかを数値で表したものです。Z-10Rの演色評価数は90となっており、太陽による自然光にすごく近いことを示しています。実際、電球の色が入ったような不自然さは全くなく、自然に照らしてくれます。尚、本製品は光の色調は白色(色温度が5000K)で固定となっており、変更することはできませんので、この点は注意です。

多重影の防止

複数のの光源があるということはその数だけ影ができるということです。

複数の光源がある部屋で影の写真を撮ると、当然影は重複します。

こんな影があったら勉強に集中できません。

デスクライトも例外ではなく、しかもLEDは光が鋭いのでその傾向が顕著となり、気が散ったりストレスの元になります。デスクライトの各メーカーはそれぞれ工夫を施し、この多重影を減らす努力をしているのですが、Zライトの多重影を防ぐ技術がすごいのです。

!?

影はあるけど、ぼやけた柔らかい影で気が散ってしまう事はないです。実際にこのレビューを書くために意識して影を撮りましたが、それまで気になったことはありませんでした。

異音がする?

Amazonのレビューを見ていると、異音がして集中できないというレビューを見かけます。この事がZ-10Rを買おうかどうか最後まで悩んだポイントでした。実際に使ってみたところ、音は全くしませんでした。調整できる範囲の様々な光量で耳を澄ませて効いてみましたが、音は全くしません。おそらく、もし購入してみて異音がしたら、初期不良としてメーカーに問い合わせていいのではないかと思います(取り合ってくれるかは確証が持てません、すみません)。

最後に

長時間机で作業をする方は、椅子と照明にはこだわった方がいいと考えます。僕自身、その二つを妥協する事なく納得するものを買ったことで、作業効率が飛躍的に上がりました。この傾向は長時間になればなる程顕著に出てきます。今では長時間の作業も全く苦になりません。もしデスクライトを検討されている方がこの記事をご覧になっておられましたら、候補に入れて頂く事をおすすめします。特に受験生のお子さんがいらっしゃる親御さんには心からおすすめしたいライトです。

高演色Ra90 肌色きれい 明るさ2430Lx ホワイト Z-10R

コメント

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